基本は水洗いと乾燥

オススメお手入れ

①水洗いと乾燥
歯を磨いた後、歯ブラシの汚れを確認しながら、流水をいろいろな角度から当てて洗い流します。水をためたコップの中で歯ブラシの汚れを落として、流水で洗い流すのもいいです。大切なのは、風通しの良い場所で毛先を乾燥させること。ティッシュやペーパータオルなどで水滴を拭き取るか、ドライヤーの冷風や送風で乾かしてください。

②重曹水につけ置き
ぬるま湯100mlに小さじ1杯の重曹を入れてよく溶かした後、歯ブラシを一晩漬け置きします。翌朝よくすすいでください。重曹は人体に無害ですが、重曹そのものに殺菌効果はありません。ただ、口の中の「酸性の雑菌」を中和させ「滅菌」効果が期待できます。

③天日干し
紫外線には殺菌作用があると言われます。太陽光などの紫外線に当てるのも1つの方法です。

してはNGお手入れ

❶熱湯消毒
歯ブラシの毛先はプラスチック製で熱に弱いため、煮沸消毒はNGです。電子レンジで温めることもやめましょう。

❷キッチン漂白剤
台所用の漂白剤では、完全に菌をなくす効果はないという結果があります。その上、口に使うものなので使うのはやめましょう。

「除菌」という言葉は「滅菌」や「殺菌」「消毒」と違って、医学用語ではほとんど用いられません。あくまでも「菌の数を減らす」という意味合いです。ですが「除菌」は全く意味が無いわけではありません。まずは簡単なところから、清潔に保つ意識を持ってみましょう。