「快便偏差値」1位は静岡県、最下位は…
「大腸環境」の乱れの代表的な便秘について、みなと芝クリニックの川本徹先生監修の下で「快便偏差値」を算出したところ、最も偏差値が高かったのは静岡県でした。一方、悪化が疑われるワースト1位の“便秘県”は残念ながら長崎県という結果になりました。
快便偏差値1位の静岡県はオナラについても、ニオイが少ないランキングで堂々1位。また、「毎日朝食摂取」、「風邪ひきにく」ランキングはともに2位と好成績でした。
一方の長崎県は「毎日腸スッキリ」で46位、「朝の排便習慣」で47位、「睡眠時間たっぷり」、「風邪ひきにくい」ではともに44位と、健康習慣があまり良くない状況となってしまいました。
両県の違いはなぜ生まれてしまったのでしょうか。比較したところ、「便秘だと思う状態」に差がありました。
便秘を「排便が毎日ではない状態」と答えた人が静岡県の41.1%に対して、長崎県は36.3%と4.8ポイントも少ない結果に。一方「排便が3日以上出ない状態」と答えた人が静岡県の46.4%に対して、長崎県は54.0%と7.6ポイントも多くなりました。
毎日排便がないと便秘だと認識する静岡県と、3日以上なくてやっと便秘だと思う長崎県。この捉え方の違いが結果的にランキングに反映されました。
毎日朝食の和歌山、風邪ひきにくい香川
ほかにも「便」について、さまざまなランキングが集計されました。「毎日腸スッキリ県」は島根県で、「理想的な大便県」は岡山県。「残便感少ない県」は埼玉県で、「便のニオイ」「オナラのニオイ」が少なかったのは静岡県です。
「快便に繋がる生活習慣」のなんでもランキングでは、「運動習慣定着県」が大阪府、「毎日朝食摂取県」が和歌山県、「睡眠時間たっぷり県」は群馬県で、「風邪ひきにくい県」は香川県という結果でした。