今回は、ジュニアアスリートが大好きなたこ焼きで勝利を応援できるよう、笑顔があふれるチアレシピの「ポンポンたこ焼き」を紹介します。

ジュニアアスリート対象の栄養セミナーで、増量を目的とする補食リストの1つとして「たこ焼き」を挙げると、「たこ焼きも良いんですか?」との声が寄せられます。実はたこ焼きは、炭水化物(たこ焼き粉)にタンパク質(タコ、卵)、ビタミン・ミネラル(ネギ、青ノリ)が揃った補食なんです。お弁当のおかずや練習前後の補食、差し入れにもぴったりです。

タコに含まれるタウリンで肝臓の働きをサポート

ポンポンたこ焼き」の主役・タコに含まれる「タウリン」は、たくさん食べるアスリートの肝臓の働きを促進させて、食べ物の消化吸収をサポートしてくれます。また、網膜を保護して動体視力をバックアップ。タコ以外にも、タウリンはイカやホタテ、カキなどに多く含まれています。

さらにパワーアップするなら「餅とチーズ」

目的別に具を追加するのもおすすめです。パワーアップを目指す「増量選手」はカロリーが高い「餅やチーズ」を。スピードアップを目指す「体脂肪ダウン選手」は、脂肪燃焼に役立つカプサイシンが豊富な「キムチ」。トレーニング効果を高めたい「筋力アップ選手」は、タンパク質豊富な「ツナやイカ」などを入れて、オリジナルのたこ焼きを作っても楽しいですね。

かつてNFLチアリーダーのチームメイトが、在日米軍基地でのイベント開催のために来日した際、「日本食で何がおいしかった?」とたずねると、「丸い形の…TA・KO・YA・KI!」とうれしそうに話してくれたのを思い出します。

さあ、皆さんのこの夏の努力が花開き、実り多き秋を迎えられますように。

Enjoy your meal!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子