今回は、夏場にたまった疲れをとりながら試合前の勝負めしにもなる、スタミナ満点の「ガーリックステーキ炒飯」を紹介します。

疲れをとるために欠かせない3つの栄養素といえば、「炭水化物+ビタミンB1+アリシン」。以前紹介した「リカバリー☆焼豚丼」に続き、今回のレシピもこの3つの栄養素がたっぷり詰まった以下の食材を使いました。

炭水化物…ご飯
ビタミンB1…枝豆
アリシン…ニンニク・タマネギ

私がアスリートの現場で、大切な試合前日の夕食メニューとして特にこだわっていたのが、この3つの栄養素が多い食材をふんだんに取り入れることでした。

これらは実は、エネルギーをスムーズに生み出す連携プレーも得意なので、試合前メニューとしても役立ちます。「ガーリックステーキ炒飯」では、枝豆(ビタミンB1)・ニンニク・タマネギ(アリシン)が、ご飯(炭水化物)をエネルギーへと素早く変換してくれます。さらに今回は牛肉ステーキをのせて、試合前の闘争心アップもお手伝いします!

食欲アップや殺菌効果のあるアリシン

ニンニクに含まれるアリシンは、疲労回復やエネルギー産生をお手伝いするだけでなく、食欲をそそる良い香りで「食欲アップ」にも役立ちます。しっかり食べて元気やパワーを復活させたい時は、ニンニクを使ったガーリックライスやペペロンチーノ、餃子、中華炒めなどはいかがでしょうか。アリシンは「殺菌作用」もあるので、ウイルス対策もバッチリです。ただし、刺激も強く、食べ過ぎると胃腸に負担がかかってしまいますので、1日に2~3片程度を目安にしてくださいね。

皆さんにぴったりな必勝めしで、パワーをたくさん詰め込んで、大切な試合をお迎えください。

HAPPY GAME DAY!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子