Happy New Year!

いつもアスレシピを見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。本年も、皆さんに喜んでいただけるようなコラムやレシピをお届けしたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

“ばっかり食べ”をやめたら

「今まで、この食べ物が良いと聞いたら、そればっかり食べるような“ばっかり食べ”をしていたのですが、色んなものを食べるようになってからおなかが満たされて、ベスト体重をキープできるようになりました!」

先日、体重のアップダウンを繰り返していた食べ盛りのジュニアチアリーダーが、こんなうれしいことを話してくれました。私も学生時代は、どうしたらこの食欲を抑えられるんだろう? とアレコレ試してみたものです。最終的に落ち着いたのが「バランスの良い食事」でした。

色々な食べ物をとってバランス整える

実は、「おなかが空いた」と感じるのは、「何かの栄養素が不足していますよ」という体からのサインなんです。食材はそれぞれ違った栄養素を持っていて、収穫の時期や場所によっても変化します。季節ごとの旬の食材や、その土地で獲れた新鮮な食材など、色んな食べ物をとることでバラエティ豊かな栄養素が体に入り、それによって体が満たされて満腹感を感じることができるんです。

審美系競技など体重管理が必要なのに、どうしてもおなかが空いて余計なものを食べてしまう選手、ダイエットをしても体重が減らない選手は、まずは栄養バランスを整えて必要量を食べるようにしてみてください。

自分に合った食べ物も分かるように

さらに、色んな食べ物にチャレンジすることで「おいしい」「この食べ物大好き」と新たな発見も増え、何よりご飯を食べる“楽しみ”が出てきます。また、「これを食べると調子が良い」、逆に「これは控えておこう」というように、自分に合った食べ物も分かってきます。

食べ物を変えたことによる体調の変化に気づくことで、それが日々のコンディショニングに役立ち、大切な試合前には「自分にベストな○○を食べよう」と、良い準備にもつながります。

色々な食材で「オリジナルちゃんぽん」を

今回は、色んな食材を組み合わせて作る「おなかいっぱい☆ちゃんぽんぽん」を紹介します。

このレシピでは、豚肉、キャベツ、タマネギ、ニンジン、大豆モヤシ、かまぼこ、コーン、ミニホタテなどを使っていますが、材料に決まりはないので、野菜や肉、シーフードなど、皆さんの好きな食材でも、冷蔵庫にある食材でも大丈夫です。せっかくなので普段は使わないような新しい食材を使っても良いですね。

具だくさんにすれば、これ一品でもおなかが満たされると思います。消化も良いので、練習前のエネルギー補給や練習後の疲労回復にもバッチリです。

新たに始まった2021年が皆さんにとって、素晴らしい1年になりますように。

Cheers!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子