【回答】管理栄養士・山口美佐さん

 体液の99%は水、1%が電解質。汗をかいたらこの1%の電解質を失うため、ナトリウム(塩分)などを補う必要があります。日本スポーツ協会では、熱中症予防として0.1~0.2%の塩分摂取を推奨しており、市販のスポーツドリンクでは0.1~0.15%をとることができます。まずはスポーツドリンクを飲むように意識しましょう。塩をなめたり、タブレットでとることもできますが、水分でとった方が体に吸収されやすくなります。