【答え】(2)×必要ではない
糖質を摂取すると、単糖類のブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)、ガラクトースなどに分解されて吸収され、血液によって全身に運ばれます。これらの主な働きはエネルギー源。運動や勉強、つまり体を動かしたり、脳を使ったりするには必須のものです。
筋肉にグリコーゲン(貯蔵エネルギー)として蓄えることはできますが、その量はわずかで数時間で使い切ってしまいます。足りなくなると、体のタンパク質や脂肪を分解し、エネルギーとして使います。これが、糖質を制限すると痩せる原理ですが、筋肉を増やし、体を大きくしたいアスリートや成長期の選手にとっては、逆効果となります。