好きなスポーツをうまくなるために、練習は欠かせないと誰もが思うもの。とにかく練習だけはしようと、選手はきつい練習であればあるほど、歯を食いしばりながら頑張るものです。
一方で、いまだに食事をコントロールすることはストレスだという選手がいるのは残念なことです。
「自分の食べたいものが、身体が欲しているもの」「我慢は身体に悪い」。時々、そんな言葉を耳にしますが、果たしてそうなのでしょうか。
食への意識高め「身体の声」を聞く
選手はよく、自分のコンディションを把握するために「身体の声を聞く」と表現します。その声は、これ以上やりすぎると身体の負担が大きく、ケガをさせまいとする注意だったりしますが、選手のメンタル状態によっては、正しく受け取れていないこともあります。過酷な練習などで消耗が激しく、思うような栄養素がとれない場合、身体の声が届かないこともあるのです。
身体の声をしっかり聞くには、食事に意識をもつこと。どんなときにも食べる意志、意識をもつことが大切です。激しい練習や暑さなどで食欲が落ちることがありますが、それでも毎日、きつい練習と同様に、食べようと取り組む意識が大事なのです。
強くなるため、プロ選手も食トレ実施
プロの選手でも、食べるトレーニングとして、きつい練習を行うキャンプ中などに、しっかりかんで量を食べるというトレーニングを行うこともあります。
その際に、オススメなのがこの「チキンとマッシュルームのヨーグルトカレー」です。
カレーは大好きな選手が多いレシピの１つ。エネルギーと脂質が高くなってしまうのが欠点ですが、鶏肉やヨーグルトによって身体づくりのタンパク質やカルシウムを、またマッシュルームによって食物繊維などが補給できるため、キャンプ中になりがちな便秘の解消も図ります。
食べることも強くなるためのトレーニング！ そう思って意欲的に食べる時期も必要です。
