最近、「腸内細菌」が何かと話題で、かつてないほどに腸が注目されています。栄養素を吸収する機能としても大事ですが、「排泄」という機能も見逃せません。
便秘だと「お腹が張り、良いパフォーマンスが期待できない」と選手は訴えてきます。ひどいと1週間ほど排便していない時もあり、それでは食事が思うように食べられないのは当たり前です。便秘になると腸内環境が悪化し、コンディションが落ちる原因にもなります。
逆に、朝起きたらまず排便をするのが日課の選手もいれば、食べるたびにトイレに行きたくなる選手もいます。こちらは男子選手に多いのですが、そのため食後のトイレが混んで困る…というチームもあります。
今回は「根菜と豚肉の酢醤油炒め」を紹介します。ゴボウはよく便秘の選手がとっている食材の1つですが、これは食物繊維が含まれるためです。
食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類がありますが、ゴボウにはこの2種類が含まれるのが利点で、便秘や体脂肪が気になる選手にはおすすめです。また、豚肉のビタミンB1とお酢によって、疲労回復効果もあるメニューです。