夏と違い、少し曇り空が多い時期になりました。前回は「良いコンディションの維持には、ビタミンDが必要だ」(参考:「みそ・みりん・酒にも麹と同じ効果、コンディションアップに意識して」)と紹介しましたが、ビタミンDは日光に当たることで、体内で作ることができます。
ところが、日照時間が短い秋から冬にかけては、この働きが悪くなるため、食べ物からとらなければなりません。ビタミンDは骨に関与する栄養素です。
今回紹介する「サーモンとキノコのバジルオイル包み焼き」は、サーモンやキノコでビタミンDがしっかりとれるメニューです。タンパク質なども豊富で、これらの栄養素が効果的に吸収できる組み合わせになっています。
油を使うことをアスリートは懸念することがありますが、脂溶性ビタミンであるビタミンDは油と一緒にとることで吸収が上がります。
気温が下がってくるこの季節はこのメニューを、牛乳を使ったシチューなどと一緒にとることで、さらに骨の強化になります。成長期のアスリートだけでなく、ケガ予防にもおすすめのレシピです。