まだまだ暑い日が続いています。今回は夏休みのお昼などにぴったりなアスリート向けそうめんを紹介します。

そうめんについて「白くて細いせいか、涼しく感じる」と言うトップアスリートもいますが、「細いから栄養がなさそうだよね」という声も毎年、耳にします。

見た目で色々なことを感じさせ、アスリートの会話の主役になる食品も珍しいもの。また、家庭では、使い切れずに余ってしまうものとして、よく挙げられる食品でもあります。

そこで今回は、細くて栄養がなさそうなそうめんをアスリート向けにアレンジ。体作りや疲労回復のために、夏場でも食べやすい「サーモンとタコのそうめん」にしました。

夏場でも食べやすいアスリート向けレシピ「サーモンとタコのそうめん」
夏場でも食べやすいアスリート向けレシピ「サーモンとタコのそうめん」

夏場の麺類のお話はこれまで何度もしてきましたが、麺類(糖質)だけの食事にならないよう、不足するタンパク質やビタミンなどをいかに一緒に食べるかが大事です。ただし、タンパク質などの具を増やすあまり、食べやすい麺類の利点を損なってはもったいないことです。いかに量を抑えて必要な栄養素をとるか、調理を工夫しなければなりません。

このレシピは、魚介類や野菜を調味料とあえて、そうめんにかけるだけ。かける具材を冷蔵庫で冷やす時間を長くすると、さらに食べやすくなります。

また、作った具はそのままシーフードサラダのようにして食べたり、冷やし中華麺や冷製パスタに利用したりすることもできます。簡単に作れるので、ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香