世界3大スポーツイベントであるラグビーワールドカップが開幕。日本代表がアイルランドに勝ったことで、一気に盛り上がりましたね。

番狂わせの少ないスポーツといわれているラグビーだからこその歴史的勝利。しかし、「勝つ自信があった」と選手が言い切ったように、そう信じられるだけの練習をしてきた結果なのでしょう。

今回の代表選手の中には数名、私が食事のアドバイスをした選手がいます。最初に会った数年前、「全てをやり切りたい」と言っていた姿が印象的でした。それからその選手は、それまで好きで食べていたものも自分に必要がない、むしろ合わないと分かると、それを全く食べないという選択をして、今に至ります。

決めたことをやり切る

色々な競技の代表選手を見てきましたが、ラグビーは特に「決めたことをやりきる」という姿勢が強い選手が多いように思います。ハードワークが求められ、100キロもの体でぶつかり合う競技性。あの体を作るには、どうしても落ちやすい体重をキープするために量も質も考えながら、食べなくてはなりません。見えない努力がたくさんあるのだと思います。

まだまだ大会は続きます。勝ち負けや技術だけでなく、選手の動きや体に注目しながら見るのも、面白いでしょう。

さて今回は「ブロッコリーの焼きカレー」を紹介します。市販のルウとご飯を混ぜて焼くだけです。ルウは脂質が多く、体脂肪がつきやすいイメージがあると思いますが、量を抑えてカレー粉をプラスします。スパイスの効能も期待したレシピ、ぜひお試しください。

管理栄養士・川端理香