4月になりました。新型コロナウイルスの影響で体を動かす環境がなくなり、体重に変動が出ている選手はいないでしょうか。

運動をしない時にはエネルギー消費量が落ちるので、食事量を減らすということは知られているところですが、エネルギー収支だけでなく食べ方を、もう一度振り返ってみましょう。

プロ選手も試合が延期や中止になり、急に1週間以上のオフになるところもあります。先日、Jリーガーの感染も明らかになり、消毒作業のため、活動できなくなっているチームもあります。

いつものシーズンと違う展開にモチベーションが落ち、食事のとり方がおろそかになるプロ選手もいます。ありがちなのが、主食多めの糖質からのエネルギーで食事を済ませてしまうこと。安価で手軽ですが、このような食事を続けていたら、競技が再開したときに思うように体を動かせないことは見えています。

そこで今回は、春キャベツを使って血糖値を上げにくい「春キャベツのパスタ」を紹介します。

思う存分体を動かせない時は、食事を意識することも大事ですが、筋肉には刺激を入れ続けたいもの。現在、色々なプロ選手が、体幹トレーニングや技術的なトレーニングなどSNSを利用して発信しているようです。食事とトレーニングはいつもセットで考えたいものです。

管理栄養士・川端理香