あおむけに寝て真上にシュート練習
<竹内譲次 35=アルバルク東京・バスケットボール>
家にボールがある人は、あおむけに寝てボールを真上に上げてシュート練習をしよう。自分も中学時代に毎日やってました。ワンハンドでは筋力が足りずにフォームが崩れたりすることもあるので、スナップを利かせて真っすぐ上に上げることを意識しながらやるといいです。筋トレは変にいつもと違うことをやらず、腕立て伏せや腹筋など基礎的なもので大丈夫。こういう状況で、まずは健康管理をしっかり。今は試合の動画を見たりもできるし、できる範囲でやることが大事です。
試合イメージしながら練習
<大久保嘉人 37=東京ヴェルディ>
小学生の時から部活が終わった後、公園や家の近所で1人で壁に向かってキック練習とコーンを置いてのドリブル練習を気が済むまでやった。「こういう蹴り方だったらどう球が飛ぶか」「この方向を向いて逆方向に蹴ってみよう」とか、右足、左足の日を決めて試合をイメージしながら試していた。この練習はプロになっても続けている。ドリブルは自分の感覚でコーンを置き、何回か連続で成功するまでやっていたかな。大事なのは、練習をこなすのではなく、試合をイメージしながら目的意識を持って細かく突き詰めること。
憧れの選手の映像見て
<斉藤未月 21=湘南ベルマーレ>
なかなか野外でサッカーができない状態になっているけれど、今はサッカーをしたいという欲を高める時期だととらえてほしい。やりたいと思うパワーをため、充電する感じ。リフティングもいいけれど、自分なら(久保)建英のいるマジョルカとか日本人のいるチームやプレミア、セリエAの映像をゆっくり見てイメトレします。あと、父親から言われてやっているのがストレッチ。硬い自分の体が、軟らかくなるだけで動きも全然、変わる。海外サッカーを見ながらストレッチすれば一石二鳥(笑い)。ぜひ、取り組んでみて。
(2020年3月14日、ニッカンスポーツ・コム掲載)