外出自粛生活で約3人に2人が目の疲れを実感しています。ライオン株式会社が20~60代の男女計300名(インターネット調査)を対象に「目の疲れ・不調」の実態について調査しました。その結果、外出自粛生活で最も疲れ・不調を感じることが増えた部位は、「目」であることが明らかになりました。
テレワーク実践者の7割以上が目の疲れを実感
また、64.7%の人が外出自粛生活で「目の疲れを感じている」、テレワーク実践者では72.0%が「目の疲れを感じている」と回答しました。テレワークになり、家でのPC作業の時間が増加。集中して画面に向き合うこととなった結果と推察されます。また、ステイホームにより動画視聴などの時間が増えたことなどが要因として考えられますね。
しかし、約3人に2人が目の疲れを感じているにも関わらず「目の疲れに対するケア(19.7%)」への意識は低く、目の不調を感じることが増えた人の約半数が目のケアを「特に何もしていない(47.6%)」と回答しました。
順天堂大学医学部附属静岡病院眼科の先任准教授土至田宏先生によると「今回、外出自粛中に長時間モニターを視聴したり目を使う趣味の時間が増え、目の疲れや不調を感じている人は、角膜が傷ついている可能性もあると思われます」とコメントしています。
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