<おでんの気分(4)>
赤いトマトがおでん種として、とりわけ女子に人気が出てきたのは、ここ10~15年ぐらいでしょうか。
大根やエビイモなどは入るものの、おでん単品だけでは野菜不足になりやすいもの。トマトには抗酸化作用のあるリコピンなども含まれますし、温めても冷やしてもおいしいですよね。
イタリアンのトマトソースもそうですが、トマトは熱を加えると、ほどよい酸味が出てきます。その酸味によって、和風のおでんがさっぱりとした風味に仕上がります。
しかし、トマトは煮込むとすぐに煮崩れてしまいます。そのため、おでんには仕上げに加え、温める程度にしましょう。
大きなトマトよりもミニトマトの方がさっと温まります。串に刺すことで見た目もかわいらしくなりますし、何よりミニトマトは小さいので味が染み込みやすいです。
子供たちもトマト串に手を伸ばして、パクパクいただきそうですよ。
次のページレシピはコチラ