<春ですよ!フキでウキフキ(2)>

春になりたての時季には、人間の体も冬から春へ徐々に移行させていくといいます。そんな時季に旬を迎えるのがフキです。

和食では「春は苦味を盛れ」ともいわれています。冬の間に体の中にたまった老廃物を、フキに含まれる苦味が排出してくれるからです。

ちなみに、スーパーで売られているフキの多くは栽培品種で、野生のものに比べて苦味が少なく、調理しやすいのが特徴。苦味が得意ではない子供たちでも大丈夫です。でも、大人にはこの苦味がたまらないんですよね。

フキとニンジンのきんぴら
フキとニンジンのきんぴら

今日はそんなフキとニンジンできんぴらを作りましょう。フキのほろ苦さとニンジンの甘さがとてもよく合います。ニンジンは少し歯ごたえが残る程度までじっくり炒めましょう。

きれいな色も味のうち。フキが茶色くなりすぎないよう、あれば薄口しょうゆを使ってください。

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