<となりのとろろ(2)>
「ヤマイモ」とは、粘り気のあるイモの通称としてよく用いられますが、ヤマイモという種のイモはありません。スーパーで手に入れやすいヤマトイモや、高級な自然薯(じねんじょ)はヤマノイモ科に属していますので「ヤマイモ」です。
しかし、同じような粘り気をもってはいるのですが、実は、長イモは別種なのです。そのため、厳密にいうと長イモは「ヤマイモ」にはならないことになります。
栄養的には「ヤマイモ」も長イモも大きな違いはありません。粘り気となるぬめり成分は胃の粘膜を守る成分が含まれていますし、体内の塩分を排出する働きのあるカリウムもともに含まれています。
今日は韓国風にアレンジした長イモ料理を作りましょう。
長イモは生でも食べられるので、火の通りを気にせずに料理することができるのは気楽なのですが、長イモに絡めた卵は焦がさないように、じっくりと弱火で焼いてください。
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