＜サバ缶をさばく（2）＞

サバ、ツナ、サンマ、イワシ。人気のある魚の缶詰です。消費量においては、ツナ缶が常に第1位だったのですが、それがサバ缶に追い抜かれたのが2018年のこと。

そもそも缶詰は保存がきくことと、大量にとった旬の魚を缶に詰めて加工されているので、おいしい状態が続くというのが何よりのポイントです。

日本でも最近は、国内のおいしい缶詰だけが売られているショップもありますよね。海外では、グルメ大国のフランスでも「安くておいしいから」という理由で、家庭の棚には缶詰がぎっしり並んでいるほど。災害が多い国の日本人としては、防災の一環として、自分の好きな缶詰を備蓄しておくことも大切ですよね。

ところで、サバ缶をおいしくいただくためには、缶詰にされたサバそのものの匂いをうまく利用しつつ、感じさせないようにすることも大切です。最近ではレモン汁が最初から入っているサバ缶もあるほどです。

今日はサバ缶とパクチーという、味にひとくせあるもの同士をナンプラーソースでまとめてみましょう。パクチーのアジア的な風味にひかれるパクチー好きにこそ、おすすめしたいレシピです。

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