「食欲ススム！サッパリ弁当」の工夫
ご飯が食べやすいように、いつもより少し濃く味付けをしたアジのかば焼きをのせ、テンションが上がる見た目にもしました。腐敗防止にもなる梅や酢の酸味を使い、食欲を沸かせ、味にもメリハリをつけました。
■おかずのポイント
●アジのかば焼き丼
・アジにはタンパク質、カルシウムのほか、DHA、EPAが含まれています。
・ご飯は十分に冷まし、アジは水けをきってからのせることで腐敗防止となります。
・アジとご飯の間に小松菜を入れることで、野菜の量を増やし、鉄分もアップできます。小松菜は油で炒めることで脂溶性のビタミンAを効率よく摂ることができるので、ゴマ油を使って食欲増進を狙いました。
●キノコと梅のさっぱりあえ
・調味料にめんつゆを使うので、味も決まりやすく、時短になります。
・カリカリ梅を使うことによって食感も楽しめます。練り梅でもおいしく食べられます。
●パプリカとカブのピクルス
・カブの白と、ビタミンCが豊富なパプリカの赤と黄で色鮮やかな1品です。
・酢によって、少し味の濃いアジのかば焼きの口直しにもなり、食が進みます。
・前夜から漬けておくのがポイント。朝、漬ける際は最初に準備し、最後にお弁当箱に詰めましょう。
●ハム巻き
・うずらの卵やチーズをハムで巻くだけ。
・今回はアーモンド入りチーズを使いましたが、お好きな味を選び、味に変化をつけてください。
ハヤタはご飯量300g、アジ1尾をお弁当箱に詰めていきます。
エミとヨウコさん用のお弁当は、ご飯は半量の150g、主菜のアジのかば焼きも半量。副菜となるその他のおかずは同じ量で、果物のチェリーは半量の5個。
テレワーク中心のキュウジさんはご飯は200g、主菜は8割。副菜は同量で果物は半量という具合に詰めていきました。
梅雨から夏場のお弁当作りは、1年の中で最も気を使います。食中毒を起こさないように衛生管理に気をつけて、食欲が沸くような味付けにも気をつけていこうと、ヨウコさんは気を引き締めました。
