立春が過ぎ、暦上は春になりましたが、今年はまだまだ寒さが厳しいと思われます。国立感染症研究所の調べによると、2018年第4週(1月22日~28日)のインフルエンザ報告数は22都道府県が前週より増加、25府県が前週より減少でした。予断を許さない状況です。

 私が運営している「からだサポートルーム」では、室温と湿度管理をしてお客様の体づくりをしています。寒い今年は暖房を使うことが多く、室内はさらに湿度が低くなるため、適切だといわれる50~60%を加湿器を用いて維持するよう心がけています。

水分不足で罹患率高まる

 また寒いと水分摂取も少なくなり、インフルエンザに罹患しやすい環境を自ら作ってしまうので、注意が必要です。

 今からできるインフルエンザ予防としては、以下が挙げられます。

・外出後の手洗い
・適度な湿度の保持
・十分な休養と適切な栄養摂取

 食事で考えてみると

温かく水分が摂れるもの
練習に持って行ってすぐ食べられるもの
あっという間にできるもの

 と、この3つがそろったら大助かりです。

余ったホワイトシチューの素をスープジャーに入れて持っていくだけの超時短レシピ「スープジャーにお任せ!5分でできるクラムチャウダー」
余ったホワイトシチューの素をスープジャーに入れて持っていくだけの超時短レシピ「スープジャーにお任せ!5分でできるクラムチャウダー」

 今回紹介するのは「スープジャーにお任せ!5分でできるクラムチャウダー」です。

 ジュニア競泳選手は持久的な練習が多く、鉄不足による体温機能低下や運動機能低下が懸念されます。アサリは鉄が多く含まれますが、殻がついていると食べづらいというお子さんもいます。

 このレシピはアサリの水煮を使うことで、お子さんが面倒くさがらずに食べられます。また、冷凍野菜を使っているので、作る側の手間も省けます。

 ちょっと余ったホワイトシチューの素をスープジャーに入れて、後は持っていくだけという「超時短レシピ」ですが、家族みんながうれしく、愛情を感じられる一品です。スープジャーを上手に使って、お子さんやご家族の疾病予防をしていきましょう。

【管理栄養士・松田幸子】