アスレシピでコラムを始めてから「アスレシピを読んでいる」という声をいただいたり、個人指導を受けてくれるご家族が増えてきました。ありがとうございます。
以前は高校生のサポートが多かったのですが、今では小・中学生からの依頼が増えてきました。
小・中学生は、特に体の変化が大きい年代です。平成29年度学校保健統計で公表された小学1年生と中学3年生の身長の平均値は
<男子>
小学1年生=116.5cm
中学3年生=165.3cm
<女子>
小学1年生=115.7cm
中学3年生=156.5cm
この8年間で男子は約50cm、女子で約40cmもの身長が伸びます。
どうしたらいいか分からないけど何かしたい
第二次性徴があるのも小・中学生時代で、多くの保護者は「何をどうしてよいのかわからないけど、スポーツする子どものために何かしたい」という方が多いようです。
お子さんのために、スポーツ栄養学の基礎を書籍などで学ぶのは素晴らしいことですが、それを自分のお子さんに使うには「お子さんの本当の課題」を見つけることが必要です。さらに、ジュニア選手であるなら「成長スピードは1人1人違う」ことを忘れてはいけません。今のお子さんには、スポーツ栄養学のどれが当てはまり、何が必要なのかを常にチェックして、積み重ね実施することが大切なのです。
今回紹介するレシピは「骨コツじゃこサラダ」です。成長ピークの頃は骨折のリスクが高くなりますから、カルシウムの摂取・吸収を意識する必要があります。このレシピはビタミンDを多く含んでいるので、カルシウム吸収をより高め、カルシウムとマグネシウムのバランスを体内で使いやすいよう整えています。
じゃこのトッピングは保存可能なので、多めに作っておけば、忙しい朝もさっと出せるレシピです。朝食のバリエーションアップにもぜひご利用下さい。