小さくてかわいいうずら卵。お子さんが小さい頃にはお弁当のおかずに重宝されたのではないでしょうか?

普段の料理にはあまり使うことがないかもしれませんが、意外にも、日頃よく食べている鶏卵よりも豊富な栄養素があるのです。

ビタミンB12・葉酸・鉄

まずは、ビタミンB12。そして葉酸。この2つの栄養素は貧血予防に効果的とされていますが、ビタミンB12は鶏卵の5倍、葉酸は2倍も含まれています。また鉄も鶏卵より多く、貧血対策に一層役立ちます。

今回は、うずら卵と高タンパク・低脂肪な鶏むねのひき肉で作る「うずら卵入りチキンボールのトマト煮込み」を紹介します。

加熱すると硬くなりがちな鶏むね肉ですが、卵白を加えるとふんわりと仕上がります。マッシュルーム、ホールトマトを加えることで、キノコやトマトのうま味と相まって、簡単に味わい深く仕上がります。

そのまま普段のおかずにも、お弁当のおかずにも役立つレシピです。また、ゆでたパスタと合わせてボリュームたっぷりの一品にも変身できるこの料理。ぜひお試しください。

料理家・山内千夏