練習などで帰宅が遅くなった時は、夕飯を食べないという選択をしている人はいませんか?

 確かに、夜遅くにガッツリ食べるのは気が引けるし、消化できないまま寝ることになって、睡眠を妨げてしまうのではないかと心配になります。

 しかし、それでは試合でベストパフォーマンスを発揮できないかもしれません。朝早くから練習をし、学業や仕事をこなし、夜遅くまで練習をするという精一杯の努力を続けたとしても、食事面でもカラダ作りを行わないと、試合で力を出し切れません。

 練習直後に間食(補食)を摂ることは、とても重要です。しかし、それで食事を終わりにせず、夜遅くに帰宅しても食べるトレーニングを怠らず、しっかり食事を摂ることが大切です。カラダやココロの満足感を得るためにも必要です。

 夜遅く食べる食事のポイントは

①1皿に多くの食材を入れて、多くの栄養素を摂取する
②糖質は米だけでなく、芋類、豆類を上手に活用
③タンパク質は、脂質の少ない白身魚や大豆製品を
④調理方法にメリハリを
⑤しっかりと噛む

 もちろん、一汁三菜が理想ですが、夜遅くにそんなに食べることはできません。ですから、できるだけ1品に多くの材料を使えると楽ですね。

 また、寝る時間までが短いほど、消化のよい汁物がメインとなるようにするとカラダへの負担が少なくなります。

たっぷり白菜のスープ
たっぷり白菜のスープ

 今回紹介する「たっぷり白菜のスープ」はこれからが旬の白菜を使ったスープです。ご飯を少し入れて雑炊風、鶏肉や魚介類などを入れて具だくさんのスープにしてもいいですね。食べるのが遅くなって就寝までの時間が少ない時にぴったりです。