私たち日本人はたくさんの調味料を使って、日本人らしい料理を作ることができます。その中でもみそは、米みそ、麦みそ、豆みそなどの種類があり、調理や好みによって、使い分けできるのが特徴です。
大豆を主原料とするみそは、発酵によってアミノ酸やビタミン類を生成し、大豆そのものよりも優れた栄養素を含む調味料となります。ミネラル、脂肪酸、食物繊維なども豊富。摂ることのメリットはさまざまで、研究も多くされており、健康価値の高い食材とも言えます。
発酵食品なので腸内環境を整え、強いカラダを作ってくれますし、酵素が含まれるので消化吸収を助けてくれます。
発酵食品、みそ汁だけでなく
みそといえば、みそ汁が思い浮かびますが、定食型の食事などでご飯と一緒にとることで、必須アミノ酸をバランスよく摂取できます。冬の寒い季節にカラダを温めてくれるだけでなく、夏の暑い時も、冷たいものばかり食べて弱った胃腸を温めてくれますので、1年中食べて欲しいですね。
また、みそは汁物だけでなく、色々な料理に使うことができます。調味しやすく、コクもでるので万能です。
今回紹介するのは「白みそのシーフードグラタン」。白みそでコクをだし、クリーミーな仕上がりになります。具材に多くの種類のシーフードを使うことで、うま味もアップします。
【管理栄養士・新生暁子】