筋肉が危険信号を出しています。ほおっておくと、ケガにつながる大事なサインです…。
さて、そんな時、食事でケアするにはどうすればよいでしょうか?
牛乳や飲むヨーグルト
筋肉は筋繊維がたくさん集まり、形成されています。練習や試合によって筋繊維が傷つくので、それをいち早く修復することが大切です。それには体内吸収率の1番早い乳製品がオススメ。しかも水分でとるのがポイントです。
私は選手に、牛乳や飲むヨーグルトを推奨しています。乳製品は従来、日本人にはとりづらい食品ですが、これらはタンパク質やカルシウムがしっかり入った優れものです。スポーツ選手はカルシウムをたっぷりとらなくてはならないので、非常に重宝しますが、乳脂肪も入っているため、脂肪の気になる選手は低脂肪乳をすすめています。
さて、もうじきハロウィンですね。筋疲労対策になる補食として、牛乳、カボチャを使った「かぼしるこ」を紹介します。
枝豆や小豆の大豆製品には植物性タンパク質や、イソフラボンという成分が入っています。ホルモンのバランスを整える成分なので、女性には特にうれしいですね。また骨からカルシウムが溶け出すのを防いでくれます。
ビタミンCは、カルシウムの吸収を高めます。柿は果物の中でもビタミンCが豊富です。ちなみに、ビタミンCが豊富な果物はこのほか、キウイフルーツや柑橘類、イチゴなどがありますが、同じ果物でもバナナはビタミンCはほぼ入っておらず、糖質、カリウム、B6が豊富な食品です。目的によって使い分けましょう。