育児順調も食事作る余裕なし
その後は、娘も私もとても順調でした。母乳も大変なくらいよく出ましたし、夜泣きもなし。里帰り出産ではなかったので、東京にいる母が千葉の自宅まで手伝いに来てくれましたが、あまりに順調だったので「やることがない」って帰っちゃったくらい(笑)。
そんな中、唯一大変だったのが食事でした。ずっと娘を見ていなければいけなかったので、キッチンに立つ時間が作れなかったんですよね。だからずっと朝はご飯だけ、昼はパンだけ、夜は娘と一緒に寝ちゃって食べない…みたいな生活でした。
時々姉が顔を出しておかずを作り置きしてくれていましたが、いざ食べようとしたときに娘が泣き出して、結局食べられないなんてことも。今振り返ってみると、ただ横たわっているだけの時期は、余裕で色々できたなと思いますが、当時は全く余裕がありませんでしたね。
少し余裕ができてからは、やっぱり母乳のためにももう少し野菜をとりたいなと思って、おかずを作り置きするようにしました。娘が寝ているときやご機嫌なタイミングを見計らって、後片付けが楽なようになるべく少ない材料で、一気に大量に(笑)。ニンジンシリシリはよく作りました。
そんな生活をしていたので、体重がストンと落ちました。元々、シーズンを終えてオフに入るとすごくやせちゃうタイプでしたが、それ以上にやせて、高校生の時と同じ体重になりました。
あと、すごく驚いたのが、お尻のたるみ! 太ももの肉がつまめるようになるとか、ふくらはぎが柔らかくなるというのはある程度予想はしていたんですけど、ある日お風呂でお尻を見たら、ものすごく位置が下がっている。「なんじゃこりゃ!」と驚愕しました。最近、渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)に誘われてジムに通い始めましたが、トレーニングというよりも、失ったお尻の高さを取り戻したいという思いのほうが強いです(笑)。
離乳食作りにも様々工夫を
生後5カ月頃からは離乳食を少しずつ始めました。最初からよく食べてくれていましたが、最近は嫌なものがあると「べーっ」と口から出すようになっています。
離乳食は、最初はベビーフードによくお世話になりました。例えば、レバーペーストとか、自宅でなかなか作りにくいようなものがベビーフードだと与えやすかったんですよね。
食べる量が増えてきてからは、作り置きをするようにしています。今は歯ぐきで噛み切れるくらいの固さのものを食べられるようになっているので、薄味で作った大人の食事1食分を冷凍しておいて、アレンジするというスタイルが気に入っています。たっぷりの野菜と卵が入った雑炊、鶏レバー・豆腐や、ヒジキ・ニンジン・豆腐・鶏ひき肉をまとめたハンバーグみたいなものが多いですね。
最近は、手づかみで食べられるようなパンケーキや野菜スティックも与えています。私たちが食べていた小松菜のおひたしに興味を持ったようなのであげてみたら、ずっとカミカミしていましたね。最後は消化できず、おしりからそのまま出てきましたが(笑)。私も夫も食べることがすごく好きだから、色んな味や食べ方を知ってもらって、食べることを好きになってもらいたいなと思っています。