ハードなトレーニングを日常的に行うアスリートは、免疫力が低下しやすく、風邪などの感染症にかかりやすいと言われています。
体調がすぐれない時は、脂質を控えた消化の良い食事で、回復に必要な栄養素をとるようにしましょう。
主食は玄米よりも白米にし、お腹の調子によって雑炊やおかゆなどにしてもよいでしょう。パンなら脂質の少ない食パンやフランスパンで、トーストした方が消化が良くなります。
タンパク質源は白身魚、鶏ささみ、豚ヒレなどの脂質の少ないもの。卵は半熟がよく、豆腐、高野豆腐もおすすめです。乳製品は低脂肪牛乳、無脂肪ヨーグルトなどを選びましょう。
野菜類はニンジン、キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、ホウレン草や小松菜などの青菜類は葉の部分を使います。果物はバナナやリンゴを選ぶと良いでしょう。
調理法も油を使わない「蒸す」「煮る」「ゆでる」などにし、水分も不足しないよう意識しましょう。体調がすぐれない時におすすめの献立を紹介します。
<主菜>豆腐とエビとブロッコリーの塩麹あんかけ
<副菜>カボチャの煮物
<汁物・乳製品>ニンジンポタージュスープ
<主食>ご飯(白米)
<果物>バナナ
次のページレシピの解説と栄養価はこちら