<ママ特派員・サポーターから>

気温が高い季節のお弁当や補食は、傷みが心配で、飲むゼリーや紙パックの飲料を凍らせて保冷剤代わりに持たせていました。しかし毎日となると割高になるため、自分で作ってみることにしました。

凍らせて食べることが前提のゼリーなので、凍ったまま、または解凍された状態で食べた時の食べやすさと口当たりを考えて、「寒天」「ゼラチン」「アガー」で試作しました。

寒天」は常温でも溶けないため、夏場に持ち運ぶことができますが、半解凍では口に入れた時にバラけるような食感になり、なめらかさに欠けました。

ゼラチン」は冷凍・半解凍いずれもおいしくいただけますが、常温では溶けてしまうので、気温が高い夏場には不向きです。

アガー」は寒天とゼラチン、両方の良さをあわせ持っており、半解凍でも口当たり良く食べられました。そこで、食べられる保冷ゼリーはアガーで作るようにしています。

夏場には持たせるのに躊躇していた果物も、ゼリーにして冷凍すれば傷みを心配せず持たせることができます。缶詰のフルーツで手軽に作ることもできますし、甘さを好みで調整したり、豆乳ベースの抹茶オレやレトルトのぜんざいを使って、タンパク質が摂れるものにカスタマイズできたりするのは手作りのよさです。

ゼリーは製菓用のスタンドパックに入れ、口をシーラーで熱圧着して冷凍します。たくさん作って、差し入れにするのもおすすめです。

スタンドパックの口を圧着するシーラー。100円ショップなどでも手に入る
スタンドパックの口を圧着するシーラー。100円ショップなどでも手に入る

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