<ママ特派員・サポーターから>
アスリートの皆さん、焼きイモはお好きですか?
最近ではスーパーの入り口にも、焼きイモのいい香りが漂っていますが、おいしいサツマイモを用意して自宅で作ってみるのはいかがでしょう。
サツマイモは「ほくほく」とか「ねっとり」という表現をされることが増えましたね。今年、私や家族が「とってもおいしい!」と感動したサツマイモは、コストコで購入した「紅はるか」でした。
サツマイモは糖質と食物繊維が豊富なのはもちろん、焼きイモにしてもビタミンCの損失が少ないので、アスリートの補食としてもおすすめです。
たくさんあるサツマイモの中で、どの品種が焼きイモに向いているのか、どの調理法がいいのかをまとめてみました。
品種
●「ねっとり」系
「安納芋」に代表されるねっとり系のサツマイモは、甘さが濃厚で、スイートポテトなどにしなくてもデザートに近い感覚で食べられるのがいいですね。同じ系統で最近よく見かけるようになったのは「紅はるか」「紅天使」などでしょうか。
ねっとり系のサツマイモは水あめの成分(麦芽糖)を持っているので、濃厚な甘みが特徴です。麦芽糖は生の状態のサツマイモには含まれず、焼いたり蒸したりすることで増えてきます。
●「ほくほく」系
ほくほく系のサツマイモは、昔からある品種の「紅あずま」が有名です。「鳴門金時」や「五郎島金時」もほくほくした味と言われています。
もともと水分が少ない品種なので、焼いて食べるのもよいですが、牛乳や生クリームと合わせてお菓子作りに使うと、よりおいしく食べられると思います。
調理法
一時期、焼きイモ用の七輪のようなものがはやりましたが、お持ちでない方も多いと思います。家庭にあるもので、何パターンかの焼き方を紹介します。
サツマイモの甘みは中心温度が70℃で出やすくなると言われていますので、ゆっくりと調理して甘みを引き出してあげるのがコツです。
●魚焼きグリル、トースターなどで焼く
サツマイモは良く洗い、水分を多少残した状態で、
「ほくほく」系はアルミホイルで包んで
「ねっとり」系はアルミホイルで包まず
焼きます。
魚焼きグリルの場合は、焦げ防止のためにどちらのサツマイモもアルミホイルで包んで30分前後、トースターは1000W弱で40分前後が目安です。
加熱後は、手で触れる温かさになるまでそのまま置いておきましょう。
●圧力鍋で蒸す
圧力鍋に蒸しかごと水を入れ、サツマイモを入れます。強火にかけ、圧がかかったら弱火にして10分。しっとりとした食感になります。
●炊飯器で蒸す
サツマイモを切って炊飯器に入れ、炊飯ボタンを押して炊けるのを待つだけ。ご飯以外のものを炊飯するので、故障など不安がある方はやめておきましょう。
教室で大人気だった焼き方は…
そして今回は、私の主宰する料理教室で大人気だった焼き方を紹介します。
洗ってアルミホイルで包んだサツマイモを、予熱なしで160℃90分オーブンへ。
時間がかかるのですが、とっても甘くおいしく出来上がりますよ。
次のページ詳しい作り方はコチラ