海藻によっても栄養価が違う
野菜の栄養価が種類によって異なるように、海藻も種類によって違います。ここではミネラル別に、体の中での役割と、特に豊富に含んでいる海藻を紹介します。
<ミネラル別の役割と豊富に含む海藻>
■鉄…酸素を運ぶ役割をもつ赤血球を作る栄養素。貧血予防に必要(アオノリ、ヒジキ)
■亜鉛…免疫や消化、吸収、排泄などに関わる酵素の働きを助ける。不足すると、味覚障害や疲労の原因に(ノリ)
■カリウム…余分なナトリウムを対外へ排出する(コンブ、ワカメ、ヒジキ)
■カルシウム…骨や歯を作る。神経の興奮を鎮める。日本人は特に不足しがち(コンブ、ヒジキ、ワカメ)
■マグネシウム…骨の形成を助け、筋肉の収縮を抑える。様々な酵素の働きを助ける(アオサ)
■ヨウ素…甲状腺ホルモンを作る栄養素。新陳代謝や成長期の発育を促進する(海藻全般)
これらを参考にし、ニーズに合わせて、海藻を選んで食べてみてはいかがでしょうか。
アオサたっぷりの卵焼き
今回は、アオサを使った「たっぷりアオサ入りの卵焼き」を紹介します。マグネシウムのほか、銅、カルシウム、カリウム、ヨウ素などのミネラルが豊富なアオサは、みそ汁の具材としてのイメージが強くありますが、卵焼きに入れても香りがよく、おいしいですよ。
お弁当のおかずとして大人気の卵焼きで、ミネラルもたっぷりチャージ! レパートリーのひとつにいかがですか?
【提供=カネリョウ海藻株式会社】