今回は、野菜が苦手で体調を崩してしまうジュニアアスリートをインド料理で応援します。紹介するレシピは「ベジタブル☆キーマカレー」。普段苦手な野菜も、気付かないうちにぺろりとおいしく食べられる、とっておきの方法をお伝えします。

野菜嫌いの選手も知らないうちに野菜が摂れる「ベジタブル☆キーマカレー」
野菜嫌いの選手も知らないうちに野菜が摂れる「ベジタブル☆キーマカレー」

みじん切りで形見えなく

ひき肉は、どんな野菜とも相性抜群です。ピーマンやトマト、ナス、カボチャ、キノコなど、苦手な食材があったとしても、みじん切りにして形を見えないようにしてひき肉に混ぜ込んでしまうと、知らない間に食べていた…なんてことが多々あります。

キーマカレー以外のひき肉メニューとして、ハンバーグ、肉団子、餃子、ミートスパゲッティなどがあります。野菜が苦手な選手は、ひき肉にみじん切りの野菜を一緒に混ぜ込んで、これらのお好きなメニューにしてしまい、できるだけおいしく食べてもらいましょう。

好きなメニュー、食べ方で

ベジタブル☆キーマカレー」の具は、たくさん作っておくと、色んな食べ方で楽しめます。例えば、食パンにスライスチーズと一緒に乗せて焼いてカレーパン風にしたり、パスタに乗せて食べたり、サンチュやレタスで挟んだり、ミートグラタンの具材にしたりしても活用できます。

黄色のクルクミンで元気チャージ

今回は、白米にターメリックを一緒に加えて炊いたターメリックライスを使用しました。ターメリックは元々、カレー粉の成分で、黄色い色素成分のポリフェノール、クルクミンが含まれています。クルクミンには、よく食べてよく動くアスリートの肝臓や胃の働きを整えて、消化を助け、体への負担をやわらげてくれる働きがあります。

ひき肉に野菜を混ぜ込む方法以外にも、少量で栄養価の高い緑黄色野菜(ブロッコリー、ホウレン草、トマト、ニンジン、パプリカなど)や、手軽な野菜ジュースなどを活用すれば、野菜不足もあっという間に解消できます。皆さんに合った方法で、上手にビタミンやミネラルを補給して、いつも元気いっぱいにプレーしてくださいね。

HAPPY TUESDAY!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子