市販品も積極活用
市販の冷凍野菜も積極的に活用しましょう。カボチャやサトイモ、ホウレン草、ブロッコリー、枝豆など、素材として販売されている冷凍野菜は心強い味方です。
これらの冷凍野菜は、栄養価も高い、旬の時期に収穫した野菜を使いやすい形でカットされていて、冷凍のまますぐに使えるようになっています。固めに加熱して、野菜の酵素や微生物の働きを止め、加工や保存中の変化を防ぐ下処理(ブランチング)をしてあるので、品質も保持されています。
ジャガイモ、タケノコ、こんにゃくなど、冷凍に向いていない食材もありますが、海外では納豆も冷凍で販売されています。あとは「乾物」を常備しておけば、毎日の食事もバランスがとりやすくなります。
「キュウリの塩もみ」も便利
ちなみに私が必ず作っておく自家製冷凍野菜は「キュウリの塩もみ」です。薄くスライスしたキュウリを塩もみして水分を絞ったものは、冷凍保存しておくと、とても便利。あっという間にワカメの酢の物ができますし、市販のポテトサラダなどの惣菜に加えると手作り風になります。ゆで卵とあえるだけでも立派な一品! ぜひ、キュウリが安く手に入った時にストックしておくのがオススメです。
今回紹介するのは「ナスとマイタケの豚みそ焼きセット」。下味をつけてメニューまとめて冷凍してしまうものです。
調理は、このセットを炒めるだけ。先に肉を焼き、野菜と汁を一緒に炒めると、野菜の色がそこまで悪くなりません。下準備をしておけばすぐに作れるので、夕食にも、お弁当のおかずにも使えます。ぜひ、お試し下さい。