トップアスリートに好きな野菜を聞くと、どの競技でもチームでも、上位に入ってくるのが「レンコン」です。意外でしょうか。女子は特にレンコン好きな選手が多く、きんぴらをはじめみそ汁やカレーなど、あらゆる料理に使っています。
レンコンは炭水化物が多いため、練習量が多い時はエネルギー補給に効果的で、そのエネルギーを使うために必要なビタミンB1も豊富に含んでいます。さらに、ここ数回のコラムでも取り上げた「食物繊維」が多いことも特徴です。
ゴールデンウイークなどの連休中はハードな練習や連戦が続きます。それが明けると、どうしても精神的に落ちやすいため、腸内環境を整える食物繊維は意識したい栄養素です。
さて、今回紹介する「レンコンとキノコのきんぴら」ではレンコンのほか、シメジやコンニャク、豆など食物繊維が多い食材を使っています。炒め煮にすることで量をしっかりとることができます。
ゴボウだけのきんぴらよりも、複数の食材から食物繊維がとれることも利点です。汁物などと一緒にとるなど水分も意識すると、よりいいでしょう。