<お茶漬け食べたい(1)>
ご飯にお茶をかけるのか、だし汁をかけるのか。外食でいただく和食の〆に出てくるのが、だし汁をかけるお茶漬けと思っている方もいらっしゃるのでは。けれど、お茶漬けの「お茶」は必ずしも日本茶だけを指すものではなく、地方ごとに熱いお茶のこともあれば、冷たい麦茶もありますし、お湯やだし汁の場合もあるようです。
昭和の中頃までは、家庭でいただく食事の最後は必ずお茶漬けだったとか。というのも、お茶わんにご飯が少なくなってきたら、お茶を注いで一緒にいただいてきたからです。そうした方がお茶わんを洗うのが楽になるから、ということもあったからだといいます。日本が飽食の時代になり、その「マナー」は忘れられてしまったかもしれません。でも考えてみれば、意外に合理的でもあったのですよね。
時は流れ、お茶漬けのもともありますし、天ぷらや高級魚タイの切り身を乗せるお茶漬けもあります。皆さんはどんなお茶漬けがお好みですか?
今日は「ぶぶあられ」の代わりに、焼きせんべいをトッピングした梅茶漬けです。味にも見た目にも楽しいアクセントになっていますよ。
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