<久しぶりの鶏ムネのときめき(3)>
中国四川料理のひとつ、よだれ鶏。その名を聞いただけでも、食べたくなってしまってよだれが出てきてしまう、ということからつけられた料理のようです。
スープを取るときに鶏むね肉を何枚か一緒に煮込んで、ゆで鶏を数枚作っていた場合に、活用することのできるメニューです。ストックしてあるゆで鶏をおいしく活用しましょう。
ところで、よだれ鶏と似たようなバンバンジーというメニューがありますよね。ゆでた鶏肉にゴマだれがかかり、キュウリの千切りが添えてあることが多い一皿です。バンバンジーは漢字で書くと棒棒鶏。丸ごとゆでた鶏肉を切る前に棒でたたくことから命名されたとの説があるようです。
このバンバンジー、もとはといえばトウバンジャン風味だったとか。どうも日本風にアレンジされて、ゴマだれ風味に落ち着いたようです。鶏肉料理の由来は奥深いものがありますね。
トウバンジャンの辛味がきいたよだれ鶏は、ご飯にもよく合いますよ。辛さはお好みで調整してくださいね。
次のページレシピはコチラ