<年末の準備が正月を決める(3)>
日本の国花といえば、桜と菊ですが、おせちに入るのは菊を模した菊花カブです。菊の白と唐辛子の赤で紅白となり、おめでたさと長寿の意味があるとされています。
さらに、おせちには味が濃いものや甘味のあるものが詰められていることもあり、酢で漬けた菊花カブは見た目の美しさだけでなく、口をさっぱりさせてくれる効果もあります。
直径が5cm程度の小カブを使うとバランスよく仕上がります。普通のこぶし大のカブを使うときは、厚みを半分にして同様に作り、盛り付けるときに、ちょうど良い大きさに割いておくと、かわいらしい菊花カブになります。
保存もできますので、おせちだけでなく、焼き魚のあしらいにも重宝しますよ。
次のページレシピはコチラ