野菜のおかず意識してお弁当から水分補給
学校が始まり、練習を再開しているお子さんのご家族は、お弁当作りも始まっていると思います。そのお弁当も6月は「水分補給」を意識していただくと良いですね。
お弁当は、主菜や主食が多くなりがちですが、この時期は「野菜を使ったおかず」にフォーカスしてください。野菜の約90%は水分です。最近ではスープジャーを利用するご家庭も多いと思いますが、ジャーはスープなどの汁物を入れて持っていくこともできます。
今回紹介する部活弁当は「“バテない”さっぱり弁当」です。食事でとりたい水分や栄養がしっかりとれ、食欲がなくても食べやすいものを詰めています。
冷や汁で塩分と水分がとれる
のどが渇くからと水ばかり飲んでいると、体の塩分濃度が薄まり、バテる結果となります。冷や汁で上手に塩分と水分がとれるだけでなく、豚肉や野菜から見た目以上に栄養もしっかりとれるようになっています。
香味野菜で食欲なくてもすすみやすい
冷や汁に使ったミョウガ、大葉の香味野菜は食べやすさに一役買います。ご飯も味付きなので、そのままでも食べることができます。それでもご飯がすすまず、味に飽きたときは、冷や汁にご飯を入れて混ぜて食事量をキープしましょう。
作り置きのお助けメニューで時短
また、作り置きができるメニューだけで作った時短弁当です。前夜に作っておけば、朝は詰めるだけでOK。コロナ明けで保護者にとっても忙しい朝、これがお助け弁当になること間違いなしです。
【管理栄養士・松田幸子】