「体脂肪を減らす!牛丼と果物たっぷり弁当」のポイント

牛丼
牛肉には良質なタンパク質が非常に多く含まれており、今回使用したもも肉は脂肪が少なく、脂質を気にしている人にはおすすめの部位。鉄の中でも体内吸収率の高いヘム鉄が豊富です。造血作用のあるビタミンB12も含まれているので貧血予防・改善に効果的です。

これをご飯300g(ハヤタ用)にのせて、お弁当にします。

バナナ
糖質が多く、手軽にエネルギーを補給できます。

キウイ
ビタミンC、食物繊維、カリウムが豊富な果物です。

イチゴ
ビタミンCが豊富で鉄や葉酸も含まれています。

ブルーベリー
色素成分アントシアンで疲れ目を予防します。通年では手に入れにくいブルーベリーですが、ジャムを使うことで使用頻度やメニューのレパートリーが増えます。

ヨーグルト
カルシウムが豊富な乳製品。寒天で固めてヨーグルトゼリーにした上に、たくさんの果物をトッピングします。

脂質は抑えめでエネルギー量たっぷり

ハヤタのエネルギー量は935kcalながら脂質は15.6g。この脂質量は、これまで考えてきたお弁当の中でも、うどん中心で作った「夏でも食が進むぶっかけうどん弁当」の12gに次ぐ低さ。一方で炭水化物、タンパク質、鉄、ビタミンCはたっぷり摂れています。

キュウジさんはご飯を200gとし、牛肉はハヤタと同じく180g。フルーツ盛りヨーグルトは6割程度として772kcal。ヨウコさんとエミはご飯180gで牛肉は8割程度の150gとし、フルーツ盛りヨーグルトは6割程度の646kcalで盛り付けます。

ヨウコさんとエミのお弁当はご飯を180gにし、肉は150g。フルーツ盛りヨーグルトはハヤタの6割程度
ヨウコさんとエミのお弁当はご飯を180gにし、肉は150g。フルーツ盛りヨーグルトはハヤタの6割程度

ご飯と果物から糖質を摂り、脂質を減らした部活弁当を食べて、家族みんなの体のキレが増し、体が軽く動きやすくなってくれることを、ヨウコさんは願いながら作っています。

管理栄養士・よしむらいくえ