臭くないレバー料理のポイント

鉄は、適量をとるためには、サプリメントや鉄剤よりも食品から補給してもらいたい栄養素です。上記3点をチェックして、エネルギー、タンパク質が足りていることを前提として、鉄の強化に励みましょう。

鉄といえば、やはりレバーということで、今回紹介するレシピは「レバーのコンフィ」。月に3~4回は食べて欲しいレバー料理です。レバーは鉄の他に、ビタミンB2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、ビタミンAを多く含みます。また、意外にもビタミンCも含まれています。

レバーが苦手な人がいますが、あの独特な臭みは高温加熱で消えてしまいます。ただし、85℃以上で加熱しすぎると、細胞膜のアラキドン酸と鉄が反応し、酸化アラキドン酸になって臭みの原因となるので、じっくり低温で加熱することが、レバー料理をおいしくするポイントです。

保存瓶などで冷蔵保存すれば、1週間ほど保存可能です。ぜひお試しください。

管理栄養士・園部裕美