<家庭でできるプロの味:大皿料理編>
これから年末年始に向けて、大人数で集まる機会も増えることでしょう。仕事帰りのサラリーマンがふらりと立ち寄って、おいしい家庭料理とお酒が楽しめる、東京・築地の飲食店「スタンド上松」のおかみ沓掛愛さんに、家庭でできるプロの味を、伝授してもらいました。3回に分けてお届けします。
第1弾は、簡単でボリュームたっぷりのパーティー料理。揚げ物なしで、脂質控えめなので、この時期体作りに励むジュニアアスリートにとってもうれしいメニューとなっています。
エビとアボカドのケーク・サレ
「ケーク・サレ」とは「塩味の食事パン」という意味で、材料を混ぜて焼くだけの簡単調理。使う食材は冷蔵庫の中にあるもので何でもアレンジできます。例えば、きんぴらゴボウなどを入れてしまっても、意外と味が決まります。切った後に冷凍保存し、食べる直前にトースターで温めれば、普段の補食にもおすすめです。
ローストポーク ブラックオリーブソース
存在感あるローストポークは、1品あるだけで豪華な雰囲気になりますね。ロースのかたまり肉に調味料をすり込み、表面をこんがり焼いたら、あとはオーブンにお任せしましょう。
カブのオレンジドレッシングサラダ
旬の赤カブを使うだけで、いつものサラダがクリスマスやお正月の彩りに変わります。ドレッシングに使用するオレンジは、ミカンやグレープフルーツなど他の柑橘類でもおいしく仕上がります。肉料理に合う、さっぱりしたドレッシングになりますよ。
【協力=スタンド上松】