<ママ特派員・サポーターから>
もうすぐ梅雨がやってきますね。湿度も気温も高い梅雨の時期は、食品もいたみやすく、とくにお弁当などには気を使いますよね。
お弁当を作るときの注意点は、以下の5つと言われます。
①水分を残さないこと
②しっかり冷ましてから詰めること
③加熱した食品を使うこと
④保管の温度に注意する
⑤味付けや食材を工夫する
水分は食品がいたむ原因となります。炒め物はしっかりと煮詰める、あえ物にはすりゴマなどを入れて水分を吸わせるなどし、できるだけ汁けをなくすようにしましょう。ご飯やおかずを冷ましてから入れるのも、蒸気でお弁当箱の中に水滴がついてしまうのを防ぐためです。
お弁当には、彩りのためにレタスなどを敷いたりすることがありますが、加熱していない食品はいたみやすいため、気温が高いときには避けたほうが無難です。見落としがちですが、ミニトマトのヘタの部分も要注意。雑菌が繁殖しやすいので、ヘタを取って洗ってから入れるのがよいそうです。
お弁当の持ち運びには、保冷バッグや保冷材が必須。できるだけ涼しい状態で保管できると安心です。試合の日などはバタバタして、食べかけのお弁当を試合が終わったあとにも食べてしまう・・・なんてことがないように、お子さまにもしっかりとお弁当の管理について話しておくと良いと思います。
そして、甘味や酸味、塩味をいつもよりも少し濃いめにしたり、殺菌効果のある食品を使うことでも、食中毒予防の効果が期待できます。
今回は、殺菌作用のある食品のひとつ、梅干しを使ったソースのレシピを紹介します。
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